イギリスのEU離脱(ブレグジット)がいつになるか注目されていますが、このたびEUはその期限を来年1月31日に延期することで合意したとのことで、10月31日から延期されることになりました。
もう何年たつのでしょうか。イギリスが国民投票でEU離脱を決めてから。
実際に離脱となると不都合なことが多く、日常生活に深刻な影響が出てきそうだと思ったから、なかなか進んでいないのだと思います。
選挙の時はそこまで深く考えずに投票したのではないでしょうか。そうでなければこんなに延びることはないでしょう。また、再度国民投票を求めることもないでしょう。
あくまで想像ですが、もう一度国民投票をしたら離脱反対という結果になると思います。「まじめに考えたら離脱しないほうがいいと分かりました」という結果になると思います。
そういう意味では、言うまでもないことかもしれませんが、国民投票は非常に重大なことについて、国民自らの意志が多数決とはいえダイレクトに反映する仕組みであることを気づかされます。
日本では国民投票がらみの話題といえば憲法改正の話があります。実際するようになるかはわかりませんが、もしその時は、イギリス国民のように「もう一回」と懇願することのないように、しっかり考えたうえで一票を投じたいと思います。