雪国に住んでいて大変なことといえば雪よせ、雪囲いの設置と撤収、雪下ろし、極寒対策など様々ですが、自動車でいえばスタッドレスタイヤの交換があります。
車を難題も持っていると非常に面倒なのですが、昨今、オールシーズンタイヤがネット記事で見かけるようになってきており、タイヤ交換の面倒から解放されるのではと期待されるところですが、雪国ではまだ早いという意見が多いようです。
ちょっと古いデータかもしれませんが、JAFが2020年に公開したデータによると、時速40キロからの制動距離の比較は次のとおりでした。(JAFウェブサイト [Q]「オールシーズンタイヤ」って、どんなタイヤですか?)
ノーマルタイヤ 圧雪路29.9m アイスバーン105.4m
スタッドレスタイヤ 圧雪路17.3m アイスバーン78.5m
オールシーズンタイヤ 圧雪路22.7m アイスバーン101.1m
タイヤチェーン 圧雪路28.4m アイスバーン59.0m
オートソック 圧雪路20.1m アイスバーン99.2m
スプレーチェーン 圧雪路24.1m アイスバーン112.8m
この時点から製品の性能は上がっていると思いますが、それでも雪国でも使えるとは言われていないので、まだまだスタッドレスタイヤのお世話になる必要があるようです。