また週刊文春により芸能人の不倫スキャンダルが公になりましたね。
今回の件は個人的に応援していたカップルなのでとても残念です。でも、こうしたことは本来は当事者間のことであり、いくら芸能人とはいえ不特定多数の国民に実害があるわけでもないのに事細かに公にしてもいいものなのだろうかという疑問が払しょくできません。
他人の不幸は蜜の味、という言葉があるように、人の根底にはそうした思いがあるでしょうし、実際にそうした商売が成り立っているので止めようがないかもしれませんが、当事者たちの今後を思うと気の毒です。
そう考えると、芸能人をはじめとしたいわゆる有名人は、生涯を通じて不幸な扱いを受けないためにも聖人である必要があるとも言えます。有名人になることは、そうした覚悟も必要だということになります。それはそれで行き過ぎた考えであり、本当に気の毒です。
プライバシーの確保は当然誰にでも一定の保証はされるべきであり、芸能人など有名人についても公共の福祉に反しないような、当事者内でのトラブルを公にするような行為には、何らかの制限が必要ではないかと思います。
文春砲は不幸な人を増やすことしかしていないと思わざるを得ません。当事者で済むようなことを見聞きする読者の心が豊かになるとは言えないでしょう。どうせなら巨悪をこらしめるとか、社会の仕組みを正しい方向に導くとか、スケールの大きいことにその労力を割いてほしいです。
追記
「アンジャ渡部の不倫問題、女性YouTuberが苦言「不倫前提で会っていた。女性も女性」」この意見もその通りだと思います。
以下、記事より——
森田は「私も過去に炎上したときに、(実際は知人からなのに)自分からリークした感じで書かれた。自分からその話を喋っていたとしたら疑問だ」と話すと、さらに「既婚者の方の場合、女性にとってはリスクしかない。それをわかっていて体の関係になるというのは不幸でしかない。不倫という前提で会っていたのに、女性も女性だ」と苦言を呈した。