なぜ冷たいものを食べると頭が痛くなるのか
かき氷やアイスなどを食べると、頭がキーンと痛くなることがあります。いわゆるアイスクリーム頭痛というやつです。
その原因は、顔の感覚を脳に伝える「三叉神経」の混乱によるものといわれています。
「三叉神経」は、顔の感覚(触ったという感覚、痛さ、冷たさ、暖かさなどを脳に伝える神経で、位置は、こめかみを根本にして、下あご、上あご、目の三方向に分岐していいます。
冷たいものを食べて頭が痛くなる仕組み
かき氷などの冷たいものを食べた場合、通常であれば上あごの神経に「冷たさ」が伝わりますが、その冷たさがあまり強い刺激だと「痛さ」として脳に伝わることになります。
三叉神経はこめかみで合流していることから、痛さの信号がこめかみから来たものと勘違いして、「頭が痛い」と感じてしまうのです。
頭がキーンとならないためには
冷たさが強烈に伝わることが原因なので、これを防ぐことで頭痛の予防や軽減につながります。
強烈に冷たさが伝わらない方法
・ゆっくり食べる
・少しずつ食べる
・あらかじめ口の中を冷やしておく(冷たい飲み物や、氷をなめておく等)
・すぐに暖かいお茶などを口に含む
以上です。参考まで。