ワード、エクセル、パワポ、一太郎などで書類を作成していると、異なる行の文字のズレが気になることがあります。このズレを直すために私がやっている、単純な方法があるのですが、意外と知らない人が多いようなので紹介します。
例えば次のような場合です。この場合は数値の後ろの文字を揃えたいのですが、全角スペースや半角スペースで調整しても、文字のズレがきれいに揃わずどうしても気になります。
これは、パワーポイントの場合ですが、ワードやエクセル、一太郎などでも同様なことがよくあると思います。
タブ(TAB)の調整で揃うこともありますが、タブは先頭文字を揃えるので、桁数があっていれば揃いますが、あっていないと下図のようにズレます。(一番上の4桁と一番下の2桁が揃っていない。)
そこで行う方法が、スペースの文字の大きさを変更する方法です。
ずれている文字の前のスペース1文字(うまく揃わない場合は数文字)の大きさを次のように調整します。
上記の場合、空白部分(反転している部分)を2ポイント小さくしたところ、後ろが揃いました。
【注意点】
スペース部分を大きくして揃えようとすると、下図のように行間が広がってしまう場合があります。
この場合は、空白部分を小さくして揃えることができるように、①文字を点線の後ろにややはみ出した位置まで空白(スペース)を入力して移動させ、②空白部分(反転している部分)を小さくして揃えます。(下図参照)