あなたは頭痛に悩まされていますか?
頭痛持ちと言われる人は、かなり頻繁に頭痛が発症し、悩みの種となっていることでしょう。
頭痛持ちではなくとも、頭痛はきついものです。
腹痛も嫌ですが、例えば、怪我や他の病気は、気を紛らわすことも出来そうですが、頭痛は思考を司る頭そのものが痛いので、他のことを考えようにも逃れようがありません。
つらい頭痛から解放されるために、頭痛にならないためにもその原因を知り、なるべく頭痛にならないようにしたいものです。
頭痛は主に次の種類に分けられます。
緊張型頭痛 偏頭痛 群発頭痛 危ない頭痛
【緊張型頭痛】
この頭痛が最も多くを占めています。
実はお馴染みの「肩こり」が原因の頭痛がこの緊張型頭痛です。
緊張型頭痛の症状は頭を締め付けられる痛みです。後頭部から首筋にかけて、多くは両側に起こります。
緊張型頭痛の原因は、肩こりの原因を考えるとわかるように、頭痛の原因は身体的ストレスにより血行不良となって起こります。例えばデスクワークを長くやっていると首や肩が圧迫さてしまい、この緊張型頭痛につながります。
また、精神的な面が頭痛の原因になることも多々あります。
精神的なストレスから体が緊張状態になり、筋肉が硬直し血行不良になる等です。
緊張型頭痛の対策は、血行を良くすることです。身体的、精神的ストレスを減らすことです。体を動かす、運動する、マッサージする、ぬるめのお風呂にゆっくり入るなどして血行改善に努めましょう。
【偏頭痛】
偏頭痛は頭痛持ちの人に多いのではないでしょうか。
少なくとも私のごく身近な人はしょっちゅう偏頭痛で悩まされています。
偏頭痛の痛み方・症状は、脈打つようにズキズキ痛むことです。
原因はズキズキが物語るように、頭部の血管が何かの原因で拡張し、血管周辺の神経が刺激を受けて偏頭痛となります。
偏頭痛の場所はこめかみあたりで、頭の片側が痛むことが多いです。
なぜ偏頭痛になるのか?
偏頭痛は女性に多く、生理の周期でホルモンバランスが崩れることが関連し、発症することが多いようです。
他の原因は精神的ストレス、睡眠不足、チョコ、ワイン、チーズの摂取も関連するようです。
偏頭痛の対策としては睡眠など体をいたわり、リラックスしたり、痛んだ場合は冷やすなどの処置となります。
【群発頭痛】
群発頭痛はあまり聞き慣れないかもしれません。
これは男性に多い頭痛です。
群発地震と言う言葉はご存じでしょうか?
ある地域に集中して起こる地震のことですが、
群発頭痛の症状も同じように、ある期間にある時間帯に集中して起こります。
群発頭痛の具体的な症状としては、
片方の目の奥、上あごのあたりや頭の片側へと広がるえぐられるような激しい痛みが症状の特徴です。
症状がでる時間帯は明け方が多く、群発頭痛で目が覚めることも多いようです。
群発頭痛の原因は目の奥の血管の拡張が原因です。
お酒によって誘発されることもあるので、群発頭痛の期間は禁酒の方が良いでしょう。
群発頭痛の対策で最も効果があるのは純酸素吸入法というもので、これにより10分程度で痛みが柔らぎます。
いずれにせよ、群発頭痛の場合、単純な鎮痛剤の服用は効きにくいようなので、医者にかかるべきと思われます。
【その他:危険な頭痛】
いつもと違う頭痛、いきなり殴られたような頭痛などの症状が出た場合、それは命の危険かもしれません!いつもの頭痛と違い、次のような症状が出たら即病院へ!
・だんだん頭痛の症状が重くなってきた
・吐き気がする(吐いた)
・ろれつが回らない
・しびれたり、体の一部が麻痺している
等の症状の場合、単なる頭痛ではなく命に関わる危ない病気かもしれません。
特にいきなり強烈な頭痛が起きた場合は安静にする必要があります。そして必要に応じて救急車を手配しましょう。