身長はその人の意思に沿わずに、勝手に伸びたり伸びなかったりします。
伸びすぎて困るという人よりも、もっと伸びたいと考えている人のほうがずっと多いのではないでしょうか。
このサイトでは身長が伸びるポイントを絞ってまとめましたので参考としてください。
ちなみに息子はこの考え方を実践し、3年で20センチ伸びました。(単に伸び盛りだったのかもしれませんが)
身長が伸びる2つのポイント
1 いかに成長ホルモンを分泌させるか
2 骨の成長に必要な栄養を摂取しているか
外科的手術により身長を伸ばすことを除いては、上記の2つをいかに実現するかがポイントです。これらを実現するための方法を列記します。
いかに成長ホルモンを分泌させるか
成長ホルモンは身長が伸びるのに必要不可欠です。実際、成長ホルモン分泌不全性低身長症という、成長ホルモンが足りないために身長が伸びない病気もあります。この病気の場合は成長ホルモンを注射で補うことで身長を伸ばすことができます。しかしながら、このような処置は病気であることが診断されないとできません。
したがって、やるべきことは「寝る子は育つ」のとおり寝ることです。成長ホルモンは睡眠中に分泌され、そのピークは22時から2時までと言われています。
なお、成長ホルモン補充するための商品などがあるようですが、一般社団法人日本内分泌学会によれば、注射による用途以外の方法は確立されていないとのことです。したがって、先に述べた時間帯に寝ていることを日課にすることが、現時点で自らができる最善の方法と言えます。夜更かししてやっていた趣味や勉強などは、早起きしてやるようにしましょう。
骨の成長に必要な栄養を摂取しているか
成長ホルモンが分泌され、骨が伸びようとするときに必要な養分が足りていることが理想です。これは、世界的に見ても栄養が不足する国の身長が低いことからも納得しやすい理屈です。
まずは、バランスよくきちんと食べること。好き嫌いをして、たいして食べずに痩せているようだと、大きくなることは期待できません。まずはきちんと食べること。ただ明らかな肥満体型は行き過ぎです。
特に、身長が伸びるのはどこかというと、骨の末端部分にある骨端線です。これは軟骨細胞が集まってできており、成長ホルモンの働きかけによって増殖し骨が伸びていきます。この軟骨細胞の原料は、肉、魚、卵、チーズなどに含まれるたんぱく質であることから、これをしっかりとる必要があります。なお、カルシウムはこの軟骨細胞を硬くするために必要です。
また、亜鉛は成長ホルモンに関係しているといわれていることから、これを多く含むピーナツ、牡蠣、レバー、牛肉、チーズ、ごま等を摂取することが必要。
その他
なお、バスケットをすると背が伸びるという話を聞くこともあるが、これは運動することが骨端線を刺激し活発化していると考えられており、適度な運動が身長を伸ばすことの手助けになると言えます。