ロタウイルス 病気

ロタウイルス胃腸炎の症状と対処方法

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ロタウイルスは主の乳幼児を中心に感染し、5歳までにほどんどの子供が感染するといわれている。
小学校にあがるまでに2人に1人が外来を受診するといわれ、5歳までの子供の15人に1人が入院するといわれている。

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ロタウイルスが流行する季節は、冬から春先と言われている。
胃腸炎の原因となるウイルスにはノロウイルスなどいろいろあるが、ロタウイルスは主に乳幼児で重症な症状を引き起こす原因となる。

ロタウイルスの症状と対処
ロタウイルスの代表的な症状は嘔吐、下痢、発熱などの症状が1週間前後続く。
下痢は白く米のとぎ汁のような便がみられることがある。
発熱はノロウイルス胃腸炎と比べ高い確率で起こるといわれている。
ウイルスに感染後の潜伏期間は、2~3日である。
激しい嘔吐と下痢により、脱水症状を引き起こすこともあるが、ウイルスに直接作用する薬がないため、きちんと水分の補給を行う必要がある。
ウイルスの排出を妨げないように下痢止めは使わない。
脱水症状が進むと入院し、点滴が必要となる場合がある。まれに脳炎や脳症を起こし、後遺症を残すこともある。

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ロタウイルスの感染
ロタウイルスは、保育園や幼稚園、学校などで集団感染したり、兄弟同士で容易に感染したりする感染力がとても強いといわれるウイルスである。ドアノブやタオルについたわずかなウイルスにより感染することもある。
ロタウイルスは、感染した子供の便に大量に含まれている。石鹸、うがい、アルコール消毒では予防しにくく、塩素系漂白剤、手袋が感染予防に有用である。
ロタウイルスは1種類ではなく、いくつも型があるため、一度感染しても別の型で感染を繰り返す可能性がある。

ロタウイスルの予防ワクチンについて
海外ではすでに100以上の国と地域で予防ワクチンが摂取され、20以上の国で定期接種に指定されているが、日本でも摂取できるようになった。
生後6週目から可能。ロタウイルスワクチンには2種類ある。
・32週までに3回接種するもの ・24週までに2回接種するもの

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