ドリンク剤 健康

栄養ドリンク剤の副作用

投稿日:

栄養ドリンク剤は糖分やビタミン、アミノ酸を手軽に補給できるほか、ほとんどの栄養ドリンク剤は無水カフェイン(凝縮したカフェイン)を含んでおり、脳を活性化させる働きもある。
しかし、カロリーも高く、特にカフェインと糖分の過剰摂取には注意が必要である。

栄養ドリンク剤の副作用1 カフェインの過剰摂取

カフェインを過剰摂取すると、いらいらや頭痛などの副作用を引き起こすおそれがある。カフェインの多い飲み物であるコーヒー、紅茶入りの飲料をたくさん飲んだ時は、栄養ドリンク剤は控える。

カフェインと飲み合わせの悪い薬もある。
精神神経薬や強心薬、気管支拡張薬などの内服薬には、カフェインと飲むと薬効が強くなりすぎたり、弱まったりするものがある。薬を服用している場合は、栄養ドリンク剤を飲む前に薬剤師や販売者に相談することを勧める。
なお、最近はノンカフェインの栄養ドリンク剤もある。

SponsorLink

【飲み合わせの例】
精神神経薬(フルボキサミン):体内のカフェイン分解を抑制し、いらいらや不眠などが現れることがある。
強心薬や気管支拡張薬(テオフィリンやアミノフィリンなど):いらいらや不眠などを増強したり、テオフィリンの体内の代謝や吸収を抑制する可能性がある。
解熱鎮痛薬や抗血栓薬(アスピリン):薬の血中濃度が上昇し、鎮痛効果や出血傾向が強まる可能性がある。

ドリンク剤の副作用2 糖分の過剰摂取

栄養ドリンク剤には、白糖、はちみつ、水あめ等の糖類が含まれておりカロリーも高い。用法・用量を守らず飲みすぎると、糖分の過剰摂取になりかねず、糖尿病につながりかねない。糖尿病の人は特に注意する必要がある。
栄養ドリンク剤の成分を摂取したいが糖分を控えたい場合は、錠剤・カプセル等の一般用医薬品への切り替えも方法の一つである。

栄養ドリンク剤の副作用3 アルコールの摂取になることも

生薬を溶かすために、微量のアルコールを含んだものもある。アルコールに弱い人や、運転前に飲む場合は要注意。成分表を確認して栄養ドリンク剤を選ぶ。

SponsorLink

-ドリンク剤, 健康
-,

Copyright© 自己解決のヒント , 2024 All Rights Reserved Powered by STINGER.