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食物アレルギーの原因と治療

      2015/12/11

食物アレルギーとは
異物から体を守る「免疫」が過剰に反応してしまうと「アレルギー」を起こす。食べ物を食べたことによって生じる有害な免疫反応が「食物アレルギー」である。

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食物アレルギーは次の3つに分けることが出来る。
1 新生児・乳児消化管アレルギー
新生児から乳児に見られ、主にミルクで下痢や血便を生じる。

2 食物アレルギーの関与する乳児アトピー性皮膚炎
湿疹の悪化要因となる。ただし、乳児の湿疹全てに食べ物が関与しているわけではない。

3 即時型症状
原因物質を食べてから2時間以内くらいで症状が現れる。
皮膚のかゆみや発赤、じんましん、まぶたや唇の腫れなどの「皮膚粘膜」の症状、鼻水、咳、喘鳴などの「呼吸器」の症状、腹痛、嘔吐などの「消化器」の症状が同時に現れる状態を「アナフィラキシー」といい、血圧低下や意識障害と伴いショックに陥る危険もある。
特殊なタイプとして、食べるだけでは大丈夫だが、その後の運動で生じる「食物依存性運動誘発アナフィラキシー」、花粉症との関連が示唆されている「口腔アレルギー症候群」では、果物や野菜などで口のなかや喉の違和感などを感じる。

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食物アレルギーの原因となる食べ物
乳幼児では鶏卵、乳製品、小麦が多く、その後成長と共に徐々によくなっていくことも少なくない。
学童以降では甲殻類、小麦、果物、そば、ピーナッツなどで新たに発症することが多く、よくなりにくい傾向がある。

食物アレルギーの診断
症状が出たときの状況と、血液検査や皮膚テストを参考に、原因となる食べ物を推測する。これらの検査だけでは確実に判断できない場合もある。最も信頼性の高い検査は、実際に食べて症状が出るかを確認する「食物経口負荷試験」である。

食物アレルギーの治療
症状が出ないようにするためには、原因となる食べ物の除去が基本である。
薬は表れたアレルギー症状に対して主に使われる。
皮膚のかゆみやじんましんには抗ヒスタミン薬が有効。強いアナフィキラシーにはアドレナリンを注射する。

食物経口負荷試験について
食べ物の除去を必要最小限にするためには正しく診断することが大切である。食べたことがないものでアレルギーが心配される場合や、以前にアレルギーを起こしたことがある食べ物を除去していて、その後再度評価する場合などは実際に食べてみないと解らない場合があり、その確認が「食物経口負荷試験」である。
重篤な症状にいたる場合もあることから、緊急時の体制を整えた上で行われる必要がある。

エピペンによる補助治療
エピペンとは、アナフィラキシーが現れたときに使用し、医師機関で治療を受けるまでの補助治療剤(アドレナリン自己注射薬)のこと。あくまでも補助治療剤であり、アナフィラキシーを根本的に治療するものではない。エピペン注射後は、直ちに医師による診療を受ける必要がある。

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 - 病気, 食物アレルギー

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