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糖尿病で足を切断しないために

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糖尿病足を切断する理由

糖尿病が進行すると、血液の流れが悪くなり様々な合併症が生じますが、皮膚については感覚が鈍くなる「糖尿病神経障害」が起こります。また、怪我も治りにくくなるため細菌やカビなどに対する抵抗力も弱まります。

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糖尿病がある程度進んだ患者の中には、爪の水虫(爪白癬)で爪がボロボロになったり足の形が変形したりする人がいます。これらを「足病変」と言います。

高血糖の人は動脈硬化も進みますが、下肢の動脈に「閉塞性硬化症」が起こると血流が悪くなり足に栄養や酸素がいきわたらなります。その結果、足の腫瘍は治りにくくなり、細菌感染すると腐ってしまいます(壊疽)。壊疽は急速に進むことから、足を切断しなければいけなくなります。

足病変早期発見が大切

足に傷ができていないかチェックしたり、小さな傷から細菌が入り込まないように足を清潔にしたりして足病変の予防をすることが大切です。
そのためには、一日の終わりに足の異常がないかを確認する習慣をつけるのが第一です。

【フットケアのポイント】

・足に異常がないか毎日点検。指の間や足の裏も確認。
・毎日足を洗って清潔に
・乾燥やひび割れを防ぐために保湿クリームを塗る
・けがを防ぐために靴下をはく
・靴擦れを防ぐためサイズの合う靴を履く
・靴を履く前に小石などが入っていないかチェック
・こたつや湯たんぽなどによる火傷に注意
・深爪しない

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【足の病変のチェックポイント】

・靴擦れはないか
・切り傷、ひっかき傷はないか
・皮膚の乾燥やヒビはないか
・魚の目、タコ、水ぶくれはないか
・皮膚の色の変化はないか
・悪臭はないか

もし異常があればすぐに医師に相談しましょう。

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