連帯保証人とは
2016.1.11放送のしくじり先生を見ました。
間寛平さんが講師を務めたテーマに「連帯保証人」があり、説明を聞いて驚きました。
「連帯保証人」って、借金をした本人と同等の立場なんですね!
これを聞くまでは、連帯保証人は保証人と同等なのかと思っていましたが、全然違いました。
連帯保証人が、借金をした本人(以下「債務者」)と同等の立場とはどういうことかというと、お金を貸した人(以下「債権者」)から直接請求が来る可能性がある、ということです。この場合、債務者が請求されたかどうかは関係ありません。債権者は真っ先に連帯保証人に請求できるのです。
これは「できる」ということであって、世の中の連帯保証人すべてがこういう目にあっているということではないのですが、債務者と何ら変わらない立場なのが連帯保証人ということなのです。
また、連帯保証人が複数人設定されたとしても、責任が分散されることはなく、債権者は各々の連帯保証人に全額の支払いを請求することができます。
保証人とは
「保証人」はどういう立場かというと、債権者が支払えなくなったあとで請求されるという立場です。したがって、債権者が債務者に請求することなく保証人に請求が来たとしても、債務者に請求しなさいと言うことができます。連帯保証人は言えません。
また、保証人が複数人設定されている場合は、その人数で割った分のみの責任になります。例えば1000万円の借金に対して保証人4人いる場合は、一人の保証人は250万円の責任のみになります。
いずれにしても、保証人、連帯保証人にならないに越したことはないです。頼まれた時の断り文句を考えておいたほうがいいと思います。