家族がアンドロイド5.0にバージョンアップ後、新たに設定したロック解除パターンを忘れてしまったとのこと。
以前であれば、ロック解除出来なくても「パターンを忘れた場合」のように画面に案内が出ていたのに、それがでなくなっただけではありませんでした。
パソコンからネット経由でandroidマネージャーを利用してパスワードの変更が出来ていたのが、
「画面ロックは既に設定されていることを確認したため、入力されたパスワードは必要ありません」
と表示され先に進めないとのこと。
ちなみに、いろんなパターンで150回は試したとのことで、「もっと試したら」とは言いにくい状況でした。
自分もアンドロイドOSなのですが、パターンやパスワードはまだ忘れていないのでandroidマネージャの存在すら知りませんでした。ヒューマンエラーはあって当たり前なので、androidマネージャの存在はむしろ当然のものと感じるのですが、これが使えなくなったとしても、初期化せず救済できるような仕組みは作っておくべきと思います。
ネット検索すると、以前のアンドロイドであれば、androidマネージャによるパスワード初期化の他、携帯ショップに持ち込めばロック解除してもらえたようです。
それが今ではこれらの方法が使えず、初期化してまっさらにすることになるというのです。
セキュリティレベルを上げることは確かに大切なのですが、多少手間がかかったとしても個人認証手続きを厳重にして、初期化することなくロック解除出来るようにしてもらいたいものです。
なにせ、スマホにはこれまでの生きた証である思い出の写真や動画、人脈たる連絡帳、メール・LINEのやりとり、様々なアプリなどが詰まっているのですから。
これだけのものが小さなスマホ一つに凝縮されているのは、非常に便利かつ非常に危険とも言えます。今回の騒動は、各種データのバックアップの必要性も再認識するきっかけにもなりました。というのは画面ロックにかかわらず、紛失、盗難、破損、ウイルス感染などで物理的にも回復できない事態もあるからです。
結論としては、スマホもパソコンも、データバックアップをしっかりとる、ということかと思います。
ちなみに、家族の画面ロックはどうなったかというと、もう300回ほどトライしたらロックが解除出来たとのことでした。
そして、2度とこのような事態にならないよう次の2つのロック解除設定を追加していました。
1 顔認証によるロック解除設定
2 Bluetoothによるロック解除設定
これで、3つのロック設定手段があるので、1つ~2つ解除方法を忘れてもロック解除できます。
・・・だとしても、モノが壊れたらデータはおしまいなのでバックアップは必要です。